平和に暮らすトルフィンの村に「ヨーム戦士団」の軍船が現れる――。
剣を見つめるトルフィンは何を思うのか!?
冒険に憧れるトルフィンの物語が動き出しそうな第2話の感想いってみましょう!
第2話のネタバレも含みますので、未視聴の方はご注意ください。
(原作未読のためご了承ください)
『ヴィンランド・サガ』第2話「剣」あらすじ&感想
平和に暮らすトルフィンの村に「ヨーム戦士団」の軍船が現れる。
それはかつて、トールズが大隊長を務めていた軍団だった。
トールズは脱走兵と呼ばれる呪われた過去に立ち向かう――。
ヴァイキングたちは「土曜日に風呂に入る」習慣があった。
それを知っていたイングランド軍は、そのタイミングを狙って襲撃した。
この襲撃を機に両国の戦争は激化する。
一方、戦争のまねごとをする平和なトルフィンの村に一隻の軍船が現れる。
彼らはヨーム戦士団。
軍団を率いるフローキはトールズを探してやってきた。
イングランド軍との戦況を説明すると「我ら戦士の出番です」と、トールズを呼び戻しにきた。
「このたびの戦、あなたも参戦するのです」
フローキは戦に消極的なトールズを脱走兵のヨーム戦士団・大隊長と呼んだ。
フローキは、15年前に行方不明になったトールズを戦場に呼び戻しにきた。
村を人質にとられたトールズは己の呪われた過去に立ち向かう――。
海中に剣を置いてきたのは死を偽装して戦場から離れるためだったんですね~!
ヨームの掟
「ひかえよ、村の衆」
「我と思わん者はヨムスボルグに参られよ」
フローキはトールズを勇者と呼び、村の者に戦への参加を集った――。
はじめての戦に湧き上がる村人をよそに、トールズは複雑な心境を語った。
「断れなかったのかね、トールズ」
レイフはトールズに語りかける。
トールズは戦場から逃げた過去と村を巻き込んでしまったことを後悔する。
「ある日、急に嫌になったんだ」
殺すのも殺されるのも嫌になって「死んだふり」をして戦場から逃げた。
「ヨームの掟は脱走者を許さない」
逃げればこの村が代わりに報復されてしまう。
トールズは己の過去にけじめをつける覚悟を決める……!
ヨームの掟はまさに鉄の掟ですね!
父親を勇者とほめられて、誇らしげにするトルフィンはどこか危なげな気がしますよね~。
強さとは何か
「よーし、上げるぞー!」
船の準備をするトールズのもとにけがをした子どもたちがやってくる。
「トルフィンがやったんだよ」
戦の練習なのに手加減しないし「もう絶対に仲間に入れない」と話す。
早く戦士になりたいとあせるトルフィンは道具箱から鋭く光る剣を見つけてしまう。
「剣が欲しいか、トルフィン」
父・トールズは剣を握り血を流しながら「剣は凶器なんだ、敵などいない」と教えます。
「もう子どもじゃない!」
父上はウソを言ってるとトルフィンはその場を走り去る。
「強くなって認めてもらいたい」トルフィンはそんな想いが強い子ですね!
戦の誘いは罠!?
トルフィンに想いが届かずに複雑な気持ちのトールズ。
仕方なく出航の準備を始める。
フェロー諸島に拠点をかまえるアシェラッドたちは「あやしげな取引」をしていた。
アシェラッドの手下たちは品がなく、とらえた神父をダーツに見立てて斧を投げつける……!
「報酬は金5ポンド」
「トールズを殺せ」
フローキはトールズを戦に参加させて、アシェラッドに狙わせる計画を立てていた――。
フローキはやっぱり悪者でしたね~!
最初からあやしかったけど裏切るのも早すぎますよね~。
『ヴィンランド・サガ』第2話感想まとめ
平和に暮らすトールズを探して、罠を仕掛けるなんてフローキの執念は相当ですね!
トールズとトルフィンは父と息子の想いがすれ違って、もどかしいですよね~。
15年もの間、行方不明だったトールズを今さら狙う理由はなんなのか。
トールズはフローキの罠に気づけるか!?
それではまた次回お会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【ヴィンランド・サガ】各話感想はこちら~
- 第1話「ここではないどこか」
- 第2話「剣」
- 第3話「戦鬼」
- 第4話「本当の戦士」
- 第5話「戦鬼の子」
- 第6話「旅の始まり」
- 第7話「北人」
- 第8話「海の果ての果て」
- 第9話「ロンドン橋の死闘」
- 第10話「ラグナロク」
- 第11話「賭け」
- 第12話「対岸の国」
- 第13話「英雄の子」
- 第14話「暁光」
- 第15話「冬至祭(ユル)のあと」
- 第16話「ケダモノの歴史」
- 第17話「仕えし者」
- 第18話「ゆりかごの外」
- 第19話「共闘」
- 第20話「王冠」
- 第21話「再会」
- 第22話「孤狼」
- 第23話「誤算」
- 第24話「END OF THE PROLOGUE」(最終話)