ヨーム戦士団のフローキはアシェラッドに「トールズの処刑」を命じる。
かつてトロル(戦鬼)と呼ばれた男の運命は!?
トールズはフローキの誘いの罠に気づくことができるのか!?
第3話の感想いってみましょう!
第3話のネタバレも含みますので、未視聴の方はご注意ください。
(原作未読のためご了承ください)
『ヴィンランド・サガ』第3話「戦鬼」あらすじ&感想
ヨーム戦士団のフローキ。
かつて、ヨームのトロル(戦鬼)と呼ばれた「トールズの処刑」をアシェラッドに命じる。
はじめての戦に村人たちは心踊らせる。
罠とは知らずに戦場となるイングランドを目指す――。
「トールズを殺せ」
アシェラッドに金5ポンドで取引を持ち掛けるフローキは「トールズの処刑」を命じた。
「あんたがたにとっちゃ英雄でしょ!?」
ヨームのトロルとは聞いたことがある。
本当にいいんですかい!? と兵団の首領アシェラッドは答える。
身内の処刑なのに「なぜ自分たちで行わない?」と疑問を投げかける。
アシェラッドは前金で、さらに5ポンドを追加で要求する。
緊迫した表情での交渉のなか……
突然、ふたりの前に槍が突き刺さる!
かべの裏に部下を忍ばせるフローキ。
フローキの策をあっさりと見破りアシェラッドは交渉を成立させる――。
アシェラッドは手ごわいですね~!
槍を投げてきたビョルンも強そう。
頭がキレて、度胸もある男に狙われるトールズが心配ですね。
ユルヴァのモテ期!?
「このゲイテルの子アーレ」
男になるときが来たんだ!
わかっている、なにも言うなとユルヴァに「勘違い告白」をするのはアーレ。
ユルヴァは「トールズの娘」でトルフィンの姉でもある。
「え、戦場に行かないの!?」
レイフはアーレを心配する少女にこっそりトールズの計画を伝える。
トールズは子どもたちをノルウェーに置いていき、ひとりで戦場に向かう計画のようだ。
出航のときが近づき、トルフィンを探すがトールズは見つけられず先に出航する。
「それってもう引き返せないってこと!? 父上」
どこからかトルフィンの声が……!
出航した船にトルフィンは潜りこんでいた。
ユルヴァは男勝りな感じだけどモテるんですね!
トールズがパパだとちょっと怖いですよね~(笑)
たった一度だけの怒り
「ユルヴァが好きか? アーレ」
真っ暗な夜の海でトールズとアーレは男同士で語り合う。
ユルヴァはトールズが「ヨームの軍団」にいたころに生まれた子どもだった。
「トールズ! この子に名前を!」
「名前は適当につけておけ」と話すトールズに妻・ヘルガは、はじめて怒った。
「ユルヴァという名はおれの母の名だ」
思えばあのときから戦場が怖くなり逃げたんだとやさしい顔で話した。
トールズをやさしい男にしたのは娘のユルヴァだったんですね。
それにしても奥さんは芯があっていい女性ですよね~!
張り巡らされた罠
フェロー諸島の入り江に近づき船を漕ぐと、辺りにあやしい雰囲気が漂う。
現れたのは罠を張るアシェラッド兵団。
崖の上から大木を落とされて船はつぶされ矢に囲まれてしまう。
入り江の奥からはアシェラッドが……!
敵に囲まれ、退路を断たれてしまった。
「やるんすね……!」と息まくアーレ。
「簡単にやるなんて言うな」
トールズは皆を守るため、アシェラッド兵団に立ち向かう――。
トールズがいくら強くてもひとりだけでは限界がありますよね。
まだアーレでは戦力じゃないし、なんだか嫌な予感がしてきます……!
『ヴィンランド・サガ』第3話感想まとめ
トルフィンはあんなにすねてたのに結局は隠れてついてきちゃいましたね!
戦場ではトールズが自分を犠牲にしてでも守ってしまいそうで心配です……!
切れ者のアシェラッドとの決戦は一筋縄ではいかなそうですよね!
ひとりで立ち向かうトールズの運命は!?
それではまた次回お会いしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
【ヴィンランド・サガ】各話感想はこちら~
- 第1話「ここではないどこか」
- 第2話「剣」
- 第3話「戦鬼」
- 第4話「本当の戦士」
- 第5話「戦鬼の子」
- 第6話「旅の始まり」
- 第7話「北人」
- 第8話「海の果ての果て」
- 第9話「ロンドン橋の死闘」
- 第10話「ラグナロク」
- 第11話「賭け」
- 第12話「対岸の国」
- 第13話「英雄の子」
- 第14話「暁光」
- 第15話「冬至祭(ユル)のあと」
- 第16話「ケダモノの歴史」
- 第17話「仕えし者」
- 第18話「ゆりかごの外」
- 第19話「共闘」
- 第20話「王冠」
- 第21話「再会」
- 第22話「孤狼」
- 第23話「誤算」
- 第24話「END OF THE PROLOGUE」(最終話)